スポーツバーの仕事を通じて身に着くスキルや経験

2017年7月21日

私は過去に2年間ほどスポーツバーで働いていました。
バーと言っても居酒屋に近い感じで、サッカーの試合がある日は夜の12:00ぐらいまで盛り上がりをみせます。
裏方で料理を作っているのが私の主な仕事でした。
そこで私が身につけたスキルは、時間内に料理を作り上げるスキルです。


普通のバーで働いていた時は、夜の8:00から10:00ぐらいまでが忙しく、限られた時間の中で料理を作らなければいけません。ですが、スポーツバーの場合は日によってまったく注文の数がことなります。
サッカーの試合がやってない日であれば、それほどお客さんは来ません。普通の居酒屋の日曜日の夜ぐらい閑散としていることがあります。
そこから学ぶことはそれほどありませんでしたが、試合があり、お客さんが多い時ほどたくさん経験をすることができます。

料理を短時間に出すスキルは私がスポーツバーに勤めて半年目ぐらいに習得しました。
それまでの私は忙しくなるとミスを連発し、急げば急くほど余計に無駄な動きが多くなってしまいましたが、優先順位を考えながら行うことで合理的に動くことができました。
例えば、空揚げとパスタの両方の注文を受けた場合、まずは何に時間がかかるかを考えます。この場合パスタをゆでる時間が重要になりますので、すぐにパスタを沸騰したお湯の中に放りこみます。
次に仕込んである空揚げを取り出して、油の中に投入し、準備はほぼ完了です。タイマーをつける時は無意識に行うことが多いですが、必ずタイマーの時間がしっかりと進んでいるかをチェックします。
忙しいほど細かな作業を忘れてしまいがちなので、自分の中で2度チェックをすることを心掛けていました。

私が別の仕事をしたとき、このスキルは非常に役立ちました。どの仕事をしても忙しいことには変わりなく、その中で優先順位をつけてミスをなくしていくことは共通しています。短時間で正確に仕事を処理するには、その状況の中で何を優先するかを頭でよく考えること、チェックを2度することで身につけOL生活に役立っていると思っています。

 


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