いまどきのOLにありがちな事

今どきのOLにありがちなこととなると、仕事に関する環境が大きく変化していることが強い影響を与えているということからと言えます。

まずは、就職することが用意ではなかった時代と異なり、割合簡単に就職できるという背景があります。
就職難の時代には、一度入った会社では、何としても粗相のないように気を付け、上司や同僚に対して印象を良くしておく必要があったので、言葉遣いや挙措動作も慎重なものがありました。いまどきのOLはその職場が気にいらなければ、辞めて別の会社に転職するという道がありますので、自ずと考え方からして違ってきています。何かあれば、パワハラだセクハラだとして、上司や同僚を訴えることも辞しません。転職に際しては、キャリア形成という殺し文句があり、それがまかり通るという具合です。

IT社会の影響も大きな変化を与えています。たった一人でその会社に入社していても、スマホやパソコンを通じての友人や頼る人がいるので、自ずと知恵もたくさん持っています。悪いことだけではないのですが、妙に世間慣れしており、それが立ち居振る舞いに現れることがあります。
たとえば、おじさんのあしらい方はとても上手です。気持ちの上では快く思っていなくても、自分の損得に影響しそうなケースでは、おべんちゃらやお世辞の類も何のためらいもなく発することができます。そして相手にご機嫌を上手にとって、自分の処遇が良くなるようにする知恵もあります。飲み会でのお付き合いもほどほどで、つかず離れずくらいのことは憎いくらい見事になってのけるのです。

パソコンやスマホも、おじさん殺しの武器としています。始終使っていますから、慣れていますし、アプリもこなしています。たとえば、会社のパソコンで不具合があると彼女に頼べば大概のことは解決してくれるという具合ですし、スマホで使い方の分からないこと、もっと便利な使い方などは、お茶の子さいさいという具合です。だから、職場では大事にされるということにもつながります。
という具合ですから、管理面では少し注意も必要です。彼女がふとしたことで悪いことをしようと思えば、いとも簡単にやってのけることができるという環境になっています。現に、マスコミなどで報道されている金銭を巡っての不正行為などで女性が多いのもこうした最近OL事情が災いしている面が無きにしもあらずだからです。
しかし、彼女らの名誉のために結びに当たってコメントするとすれば、尊敬できること、信頼できることには全身全霊で対応しようということです。

組織のため会社のためと粉骨砕身している人のバックアップは自ら率先して行う気持ちを持っています。信頼できる人のためには、残業や苦労もいとわないというところもあります。ドライに割り切っているという点はありますが、何かに没頭したいとか、感動したいとか、自己実現したいという気持ちは、いまどきだからこそ、心の底には強いものを持っており、それは人間としての本質を持ってるということなのです。


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